第1回コミュニティ・スクール先進地視察を実施しました
県老連では、老人クラブがコミュニティ・スクールに参画することで、高齢者の知識・経験・活力を生かす場づくりや機会づくりを広げるとともに、地域における社会貢献活動や世代間交流の取組を一層推進し、地域の中で存在感のある老人クラブをめざすことを目的に、「地域で活躍!シニア社会貢献活動推進事業」を実施します。
そこで、まずはコミュニティ・スクールを知ろう!と、県内の市町・支部・地区(校区)老連及び単位老人クラブの役職員を対象に、平成28年7月12日(火)、第1回目の先進地視察を実施しました。
今回伺ったのは、周南市立岐山小学校。同校はコミュニティ・スクールの指定を受け、月1回、昼休み時間を活用し、児童と地域住民が「昔の遊び」を通じてふれあう「ひまわりタイム」を実施しています。
伺った日の「ひまわりタイム」は1~2年生の児童が対象でしたが、どの児童も目を輝かせながら地域の方々に遊び方を習ったり、一緒に遊んだりしながら多世代交流を図っていました。
「ひまわりタイム」を見学した後、学校及び地域の方々と意見交換を行い、「ひまわりタイム」実施に至った経緯や現在のスタイルに定着した様子などを伺いました。また、参加者からは実施の目的や参画している地域等について質問があり、活発な意見交換が繰り広げられ、同校の取組についてしっかり学ぶことができました。
今回の視察は、コミュニティ・スクールの活動把握にとどまらず、学校を通じた老人クラブと地域や他団体との連携、老人クラブ活動の地域へのPRや貢献について考えるきっかけにもなったように思います。