前回の周南市立岐山小学校に続き、コミュニティ・スクールの活動を把握し、理解促進を図ることを目的に、平成28年7月25日(月)、第2回目の先進地視察を実施しました。
今回伺ったのは、山口市立鋳銭司小学校。同校は2012年度にコミュニティ・スクールの指定を受け、その取組のひとつとして3年前から地元の「郷土の偉人大村益次郎の紙芝居をつくろう会」と同校の児童有志が地域の昔話を題材にした紙芝居を作り、上演しています。
紙芝居の制作は夏休み期間中。視察に伺った日は、児童それぞれが担当するシーンに着色する作業が行われており、同つくろう会の皆さんが傍で一緒に作業をしたり、児童の質問にアドバイスしながら、紙芝居を制作していました。
制作過程を見学した後、学校及び同つくろう会の皆さんとコミュニティ・ルームにおいて意見交換会を行い、本取組が始まった経緯や地域の想い、日頃の交流などについて話を伺いました。また、参加者からは取組体制や学校との関わり方などの質問があり、活発な意見交換が行われました。
2回の先進地視察を終え、地域による活動内容の違いも学ぶことができ、各地域の取組への参考になったことと思います。
老人クラブもコミュニティ・スクール活動に参画し、社会貢献や世代間交流を図るとともに、地域の中で更に存在感のある老人クラブをめざしていきたいと思います。