長門市老人クラブ連合会
会長 大田 極人
著しく高齢化が進む中で、長門市老人クラブでは社会福祉協議会との連携においてこのたび、「私の人生ノート」を2,500部作成して会員、公民館、地域サロン会、教育委員会等へ無償配布しております。
その作成に至る経緯としては、終焉を迎えられる方々では現状、親子で生活を共に過ごすことが少ないために、送る立場、送られる立場での大切な引継が十分になされていないその不安が大きいとの情報が多くありました。この件では、既に社会福祉協議会で内容の検討及び、資料発行の準備が進められており、今回当老人クラブが印刷から発行までの協力依頼を受けたのです。
生い立ちから終焉を迎えるまでの記録と、遺言書としての大切な伝承事項が、高齢者でも項目を追うことで簡単に記録ができるようになっています。
このノートは、自分の生きた証としても残すことができ、自分のため、また後世のために活用していければよいと思っています。