地域づくりの一環として日々活動されている周南市老人クラブ連合会新南陽支部の赤星公平さんの活動事例を御紹介いたします。赤星さんは現在、山口県の「やまぐち道路愛護ボランティア支援制度」及び周南市の「環境清掃里親制度」(アダプト・プログラム※)に登録をされ、“古泉クリーンレッズ”という団体名で地域道路の里親となって清掃美化活動を行っておられます。
地域づくり活動にも様々な手法がありますが、なかなか地域の課題解決や活性化につながっていないのが現状です。
各地域において老人クラブは、様々な環境美化活動を行っていますが、上記のような制度に積極的に協力することが「目に見える地域づくり活動」となり、さらには老人クラブの存在を地域にアピールできるのではないでしょうか。
※「アダプト・プログラム」とは
「まち美化 アダプト・プログラム」は住民と行政が協働で進める、新しい「まち美化プログラム」です。アダプト(ADOPT)とは英語で「○○を養子にする」の意味。
一定区画の公共の場所を養子にみたて、住民がわが子のように愛情をもって面倒をみて(=清掃美化を行い)、行政がこれを支援します。住民と行政が互いの役割分担を定め、両者のパートナーシップのもとで美化を進めます。
このアダプト・プログラムは、導入している各自治体の制度は一律ではなく、また導入していない自治体もあります。