各地の老人クラブ活動

柳北地区3世代交流しめ縄づくり(柳北小学校)

【市町老連名】柳井市老人クラブ連合会

【単位クラブ名】柳北福寿会(りゅほくふくじゅかい)

柳井市は河川に奥行きがなく水質源が少ないところであり、柳北地区は柳井川の上流部に位置し多くのダム(黒杭川第一ダム、第二ダム、石井ダム等)を有しています。歴史的にも江戸時代(元禄2年)に農業用長水路事業(約7km)が新庄地区の庄屋(岩政与左衛門親子)により実施された場所となっています。また、農業地域で自然薯生産の発祥の地として有名であり、近年は菓子乃季の工場や㈱アデリーなどが建設されています。

 

日本の伝統であるしめ縄飾りづくりの活動は、平成17年から始まっており、数年前から父兄を含め高齢者と子供の三世代交流を目的とする事業となりました。

具体的には小学校と連携して実施しており、会場の確保や児童、PTAへの対応等は学校が中心に行い、しめ縄づくりの材料は福寿会とPTAが準備し、当日の作成指導は福寿会が行います。 正月に備え、毎年12月下旬頃に開催しており、今年度の参加者は指導対象者の4年生以上46名、先生5名、PTA20名、福寿会会員等高齢者20名でした。

また、1月には福寿会の支援による青年グループ主催の「どんど焼き」を実施しています。

 

これらの活動を行なうにあたって、各団体とのコミュニケーションを大事にしており、特に中心となる学校との連携を密にし、現状では大変うまく連携が取れていますが、学校の人事異動、特に校長先生の考え方が変わった時に活動が左右されるのではと危惧しています。

また、しめ縄飾りづくりの技術継承が大事なので、跡継ぎを絶やさないように考慮しています。

活動を通じて、会員(高齢者)が子供達、父兄、先生と顔見知りになって挨拶をよく交わす様になり、子供への防犯・安全対策に効果があるのではと感じています。

今後は、柳北文化フェステバルなど、地区行事に中学生の参加が増えるような地域活動にしたいです。

 

福寿会だより1      福寿会だより2